腰の痛みとオフィス・チェアー

当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

とよだ鍼灸院、院長の豊田です。

今回は、腰痛の原因を別の角度でお話させていただきます。

オフィス机や勉強机とペアでになっていますが、この机たちには共通の目的と意図をもって造られていると私は考えています。

それは

「長時間机に向かっても疲労や痛みを感じにくくしている」ということ。

オフィスの場合は、就業時間いっぱいデスクワークが出来るように。

勉強時間は長時間勉強が出来るように。

そもそも、人体は60分以上座るとお尻と腰が痛くなりじっとできなくなります。

学校の授業は一限目は大体50分くらいでしょうか。

オフィス・チェアーは回転するので疲れたら身体をひねりに合わせて動きます。

これが、疲労や痛みを感じさせない「悪魔の構造」なのです。

オフィス・チェアーが疲労と痛みを発生させないモノなら良かったのですが、

あくまでも「感じにくくなることで長時間作業が出来るモノ」なぶん、疲労は蓄積されます。

疲労は「痛み」を生みます。

オフィス・チェアーはとても便利なイスです。

私も漫画やイラストを描くときは長時間集中しますので、オフィス・チェアーは必需品です。

便利なモノは有効活用することはおおいに賛成ですが、

便利なモノはメリットと同じようにデメリットもあります。

それを理解して活用することが、身体を傷めず生活を送るコツになります。

便利なモノはメリットを活かせるようお付き合いしたいですね。